巷じゃソロキャンソロキャンと持て囃されているようですけど俺は昔っから一人でやってきた。キャンプする友達いなかったからな。そこらへんは弁えてくれよなガハハ。
書いてて惨めすぎる
クソでかキャリア付きのハンターカブを買ったんならキャンプしないといけないでしょう。実際積載性重視でハンターカブを選んだのでやらなきゃ損。
というわけで近場のいつものキャンプ場へ行くことにした10月1日。自転車だと陸路は距離的に死ぬし時間もかかるのでフェリーを使っていたのだが、”エンジン”という現代人類の大発明を使えば陸路も余裕…よ…よゆ…
なわけない。こちとらペーパーライダーである。交通量多いところとか死ぬしとにかくかんたんなことで死ぬ。
なのでフェリーを使うのは変わらず。
フェリーを待つ図。
とはいえ陸路だと数百円もかからないところ、フェリーを使ってしまうと1000円かかってしまうのは辛いところ。道路使うより早く着くことができることにメリットを見出すかどうかは人次第。
…
港からキャンプ場まで10キロほどあるのだが、自転車で行ったときは本当に辛かった。たった10キロと言ってもヤニで肺が死んでる僕にとってはそれはもう苦行の苦行。風景を楽しむ余裕すらなかった。
のだが、バイクは違った。ガチで楽。人力じゃないのがこれほどにまで凄いとは。海沿いを走るのだが、目に映る風景に感動。チャリだとずっと下を向き、サイコンの時速を見て、「このペースだとギリギリ間に合う…」とか考えていた。
前々回だとコンビニに寄るのも無理な時間だったのだが、今回はコンビニで買い出しする余裕も会った。
あ、ちなみに今回の食材はコンビニで買えるものだけですあしからず
買い出しを終えてキャンプ場に向かう際、左折が大回りすぎて対向車線に飛び出しバスに轢かれそうになった。まじですまん。
死にそうな思いをしながらもなんとかキャンプ場に到達した。平日でも4組ぐらい居て昨今のキャンプブームに驚く。
到着。
そしてサッサと設営。久々すぎて手間取る部分もあったが、やはりモンベル製のテントは組み立てしやすい。フライシートであたふたするけど。
とりあえず夜までゆったりとする。新兵器のパチノックスが良い働きをしてくれた。いやほんと椅子って大事ですね。これまでキャプテンスタッグの座椅子を使ってたんですけど、もう戻れませんわ。背もたれにふんぞり返りながらコーヒーを入れてタバコを一服してやった。
…
辺りも暗くなり、聞いていたラジオからカープナイターが流れる。お腹も空いてきたので夕食とする。
ご飯をメスティンとポケットストーブ、固形燃料で炊く。蒸らし時間中に買ってきたオイルサーディン缶を開き、百均の湯煎カップを加工した似非シェラカップにぶち入れ、とりあえずグチャグチャに炒める。
醤油を垂らしさらに炒め、蒸らし終えたご飯にぶちまけたのがこいつだ。
くらくてよくみえない。が、見た目がとんでもないのでそれでよかた。
意外と美味い。ご飯を少しミスったのが痛かったがオイルサーディンがとにかく美味い。1合サラッとかきこめた。
あとはまたゆったりと。とりあえずメスティンを使って、買ってきておいたパック入りおでんを温めてそれをつまみながら、たまにタバコを吸いながらゆったりとカープナイターを聞く。
初先発のスコットが炎上して結果負けたカープ戦を聞き終え、テントに入りダラダラと過ごす。一応400gのダウンシュラフを持ってきていて、暑いかもな~と思ってたんだけどベストの気温だった。いや~この時期のキャンプが一番ええわ。
まあ案の定これまでの生活リズムがたたって真夜中に起きたりしたけどそこはしゃーなしと。
朝7時に目覚めたが二度寝して結果8時ぐらいに起きる。朝ごはんに前日残していたおでんを貪る。温かい汁が身にしみるぜ…。
結露がひどかったので乾かしたりして撤収したのは10時半頃。フェリーの時間も迫っていたしササッとあとにした。
そして昼過ぎには無事生きて帰還した。
雑感としてはまじでエンジンが偉大。これに尽きる。