ネタバレ
毎日、昼に熟睡するっていう最強のキャンパスライフを満喫しています。こんな生活もあと半年で終わるのは悲しいですね。
そんななか、普段めったにかかってこない電話が。こうなるともうテンションが下がるわけです。「テメェ何勝手に起こしてくれるんや」と。
「あ゛い゛、○○です。」と寝起き特有のドスの利いた声で応じると「ローンの審査おりたで!今日の15時にハンターカブ取りに来~~~」という連絡だった。ドッヒャー。一気に目覚めた。
いや~~ついに一国(バイク)の主か~と感慨に浸るのも束の間。あれ…俺…どうやっておうちまでかえればいいんだ…?
何を隠そう免許取得後3ヶ月バイクに乗っていないペーバーライダー。教習所卒業に9ヶ月かかり、卒検2回落ちた。そんな人間が?帰れる?隣町のバイク屋から??家まで???約13キロ???
答えは帰れねえだよバーカ死ぬわ!!!!
あかん…ガチで終わった…そうだ…親!親に頼もう!22歳にして親に頼る!!勝つる!これで勝つる!というような思考に陥りそうだったけどなんとか踏みとどまった。
意を決する。死なばもろとも。ハンターカブとともに広島湾の藻屑になろうぞ。
んなことをツイッターで呟いてたら同行してくれるという救世主が現れました。普段神なんて居ねえやと思ってたんですけど、やっぱ神はいる。
バイク屋さんまで乗せていってもらい、色々手続きを済ませて乗る。挨拶も済ませて車道へと向かう。
ハンターカブ「ブイイイイイイン」
僕「???????????!!!}}*}}」
車「ブオオオオオオオオ」
僕「????!?!??!?!?????」
トラック「ゴオオオオオオ」
僕「!!!???!?!??!?」
右折をしようとする僕「ウィンカー出して…(プッ!)あっクラクション鳴らしちゃった…ハァーッ…ハァーッ…」
時速50キロを出す僕「」
カーブ怖くて40キロも出せなくなって後続車に狙われる僕「ウッギャアァァァァア!!!!!」
カーブで思いっきり縁石?に突っ込みそうになった時には走馬灯が駆け巡った。
あと道中でっかい橋を渡るんですけど、景色1割、ここで事故って落ちたらガチで藻屑になるなあという思いが9割でした。
あとやっぱカブなんで勝手がわからない。シフトチェンジが全くわからずつま先で押し込め押し込め牙狼剣押し込め並に押し込んでました。シーソーペダルの後ろ部分はほぼ使わないのでなれないといけないですね。
当分は深夜に練習がてら走る。