件のベースぶっ壊れてて、ずっと生音で練習をしていました。いい加減アンプに繋げてバインバイン言わせたいという欲求は日ごとにましておりましたとさ。
なのでベースを買うことにした。と決意したのが12月末。仕事納めの日。
お目当てのベースはもうキメていた。情シスもどきとしてはYAMAHAのベースを買わざるを得ないというわけです。TRBX304!!!!!!!できれば色はファクトリーブルー!!!!
理由ですか?唯一触ったことのあるルーターとして思い出深いRTX1220の色に似ているから。ハァ~~ヤマハさんRTXシリーズカラーの弦楽器出してくださいよ頼んますよ。
で、まあ行くわけですよ楽器店。仕事終わりに。12月28日ぐらいに。
即逃げ帰りました。
初めての楽器店偵察は成功に終わり、絶対買ってやるんだ…と意気込むこと早2週間。
やっと今日買いに行きました。ベース。
左ですね。
買うまで紆余曲折ありました。
まず、如何に「ぼっちざろっく」の影響を受けていないかをアピールする方法を模索。
指を固くすることで今までやってましたとさりげなくアピールするのが最適と考えました。ので、とにかく狂ったように基礎練習をしてやりました。まあまあ固くなってきたし、なんなら左手の指の皮がボロボロすぎて清潔感のセの字もない状態。こうなった理由は不明です。
あと何故か人差し指だけがカッチカチになっているので、恐らく押弦がド下手。
この工程に2週間かけました。年末年始、そういうことなのです。おわかりいただけましたでしょうか。
で、今日意を決して、楽器店へ行き、店員さんに声をかけるスーパープレイを繰り広げたというわけ。
そして、そのスーパープレイは、終わりです。
「青はないけど赤はあるので、試奏してみます?」
この言葉で終わりです。
色の在庫は別にどうでも良かったのです。なんなら赤でも良かった。
しかし、”試奏”…終わりました。終わりです。
気づけばあれよあれよと椅子に座り、超絶テクニックで試奏用のセッティングをしてくれる店員氏。そして傍らにはめちゃくちゃ上手い人がギターを試奏中。
これまでほぼアンプを使ったことがないのに、気づけば10万するアンプと接続され、ベースを手渡される。
”詰み”です。華麗すぎる詰み。チェックメイト、難易度としては3手詰め。
とりあえず、メジャースケールで茶を濁す。これだけしか俺は自信がない。超絶技巧ギター試奏マンの横で奏でるメジャースケールはとてもとてもひ弱でした。変な汗めちゃくちゃでちゃった…。
店員さんはどっかに行ってしまい、これは長丁場になるなと絶望していました。狂ったようにメジャースケールを弾くのも間が持たない。
なんとか、2年前に辛うじて一部分を弾けるようになった「鉄風鋭くなって」を弾くけどどう考えてもこれは試奏用のフレーズではない。ルート弾きみたく弾くだけなんだからよ…。
じゃあブルースを…付け焼き刃のブルースを言うてもこんなところでやるフレーズじゃねえ気がするしよ…そもそも簡単すぎるしよ…。じゃ、じゃあウォーキングベースもどきを…いや全然出来んわ…。と思いながらこれらを弾いたり、
ス、スラップ!そうスラップでオクターブ弾いときゃいい!と思ったものの、3弦と1弦しかそもそもできねえし、試しにやってみたらアンプからとてもとても か弱い音が聞こえてきたので泣きました。気づいたらギターマンは席を離れていた。
虚無の感情でペンタトニックスケールを弾いていたら店員さんが来てくれたので「わたしこれ買います!!!」言うたわけです。お値段は42000円です。
去り際、店員さんが「がんばってくださいね!」と言っていたので多分俺がクソほど初心者だというのはバレているだろう。俺は頑張ります。おそらく。
こうして俺のもとにヤマハのUTMカラーのベースがきたのであった。完。
そもそもなんでまたベース始めたかっつーと、割と謎ではある。
職場で音楽やってる人がいたので、それに影響されたのもあるかもしれん。タブンネ
とりあえず、いずれくるであろう即興演奏に備えます。来ないのは分かりきってますが、備えは大事です。あと超絶技巧プレイをYoutubeにでも上げてウハウハになるれべるにはなりたいですね。これは長期スパンで考えましょう。飽きるな。
飽きる前科はたくさんあるので気をつけたい所存。お絵描き然り、DTM然り。