逃げろ

逃げるな。

最近オカルトが個人的にキている

夏。クソ熱い日々。ならばホラーだ、怪談だ。ということで個人的にオカルトブームが来た。

もともと「もっけ」を叔父さんの本棚からかっぱらって読んだ小学生ぐらいのときから興味があった。マイルドな描写が多かったので怖がりの自分でも難なく読めたのだが、これ以上オカルトに深入りすること無く終わった。

 

そこから月日が経って数年前に「蟲師」だとか「夏目友人帳」だとかまあ不思議系といいいますか、そういったものにハマって、当時なろうがマイブームで読んでいた「壺の上で踊る」を書いていた人を漁っていると見つけ出した「海老怪談」と「ベイルマーカス」。これでまたグッと引き込まれたが、長くは続かず。

 

今回ので第3次マイブーム。

 

発端は、どこかで映画「来る」が面白いという評判を聞いたからだ。調べてみると松たか子がお姫様カットで登場しているではないか、柴田理恵がかっこよさそうじゃないかと言うことで、初めてのホラー映画体験をした。

 

いや怖い。ホラー映画ってこわいですね。頑なに「リング」とか避けてきた甲斐があった。貞子とか見たら死ぬわ。

 

当初はOculusGOを使ってゴロ寝でボケっと見ていたのだが、ギブ。結局パソコンで目をそらしながらチラッチラッと見ることにした。

まあ面白いのは面白い。怖いのは嫌いだが、祓うとかそういうことが好きなのでラストあたりは楽しく見れたといえば見れた。

タバコの煙でちょちょちょいとやるのも、「もっけ」のお祖父ちゃんが「煙を嫌うのだ」みたいなこと言うのを見てきた僕にとっては激アツ演出だったし、拝んで出ていってもらうというのもやはり共通していて、はえ~と思った。

隻腕になった柴田理恵もまたカッコよかった。強いばあちゃんは好き。これだよこれ。

最終決戦もなんか少年漫画っぽくて面白かった。イタコっぽいのやら神主やら坊主やら巫女やら科学で解析チームなんやらが総出で異形とバトるのは双亡亭壊すべしを思い浮かべる。たのしい。

 

まあ、見事にその後、悪夢を見てしまったわけだが。久々に鳥肌が立つレベルの悪夢。やっぱホラー映画って怖いわ

 

そういうことで第三次ブーム、きている。「海老怪談」も更新されててウレピーってなったし、またイチから読む。